検品代行でコスト削減・高品質な検品を実現！サービス内容やメリット、代行会社の選び方を解説
「検品にかかるコストを減らしたい」、「検品をしているが、不良品のクレームがよくあり困っている」…..このようにお悩みの企業様やご担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか。
検品は、顧客満足度の向上や顧客維持のために欠かせない作業です。しかし、検品にも人件費や設備費などのコストがかかりますし、検品の質は一律でも100%でもありません。
検品代行は、そういったお悩みを解決してくれる手段です。
この記事では、検品代行のサービス内容やメリット、検品代行会社の選び方をくわしく解説します。おすすめの検品代行会社も紹介しますので、ぜひ最後までごらんください。
目次
検品代行のサービス内容
初めに、検品代行でどのような内容に対応してもらえるのかを解説します。
汚れや傷の確認
検品代行では、商品に汚れや傷がないかを確認してもらえます。
小さな汚れや傷でも、届いたその日から使用する顧客にとっては非常に気になってしまうものです。見逃すことがないように、目視でおこなわれます。
動作・機能確認
特に家電製品やガジェットは、正しく動作することが何よりも求められます。
正常に電源が入るか、取扱説明書通り動作するかなどを確認し、不良品ではないかどうか確認してもらうことが可能です。
異物混入確認
異物混入は、ニュースやSNSで広まりやすい問題です。ひとたび異物混入が確認され、周知されてしまえば、「異物混入していた企業」として顧客から敬遠されやすくなってしまいます。
検品代行では、異物混入がないか入念にチェックしてもらえます。
商品の採寸
特に衣料品は採寸が重視されるでしょう。基準とおりのサイズでなければ、顧客の落胆を招きリピーターにつながらなかったり、口コミでマイナスな情報が掲載されたりしてしまいます。
検品代行では、商品が規定のサイズであるかどうか確認してもらうことが可能です。
出荷検品
出荷検品は、顧客からの受注後に商品を梱包する際、出荷する商品に誤りはないか、数や組み合わせが注文内容に合致しているかを確認する作業です。
出荷検品がおろそかだと、別の商品を顧客に届けたり、数量が不足したり過剰になるなど誤ってしまう恐れがあります。
検品代行では、商品そのものの検品だけでなく梱包までの「顧客に正しい商品を届ける」ための業務を代行してもらえます。
検品代行のメリット
検品代行を依頼することで、どのようなメリットを得られるのでしょうか。以下で具体的に解説します。
人件費の削減
検品においてよく発生する問題として、繁忙期や閑散期での人員調整の難しさが挙げられます。繁忙期に合わせて人員を増加させると閑散期に無駄な人件費となってしまい、閑散期に合わせた人員では繁忙期に業務が滞ってしまうのです。かといって、繁忙期や閑散期に合わせた人員調整はその都度期間限定の労働力を集める業務が必要になり、円滑に人員募集するのは難しいでしょう。
検品代行を利用すると、代行会社が繁忙期や閑散期に合わせて人員調整をおこないます。そのため、それまで固定費としてかかっていた人件費を、時期に合わせた変動費に変えることが可能になるのです。
設備費の削減
検品にハンドスキャナーを使用している企業様は多いでしょう。中には、ベルトコンベアーなど大規模な設備を運営している企業様もあるかもしれません。
そういった検品のための設備を動作させ続けるには、電気代やメンテナンス費などの維持費がかかります。また万が一設備が故障すれば、修理費や新たなデバイスを購入する費用が必要です。
他にも、人間が作業する以上、室内の温度・湿度を適切に保つ必要があり、検品の環境を維持するのにもコストがかかります。さらに、検品の場所をレンタルしている場合は月々で家賃もかかるでしょう。
検品代行を利用することで、以上の設備費も削減できます。
検品の質の向上
もちろん、多くの企業様が検品の質を維持・向上させるために尽力しているでしょう。しかし、人間が管理している以上どうしてもヒューマンエラーは起こるものですし、繁忙期などで短期アルバイトなどが検品を担当する場合、検品ミスは起こりやすくなります。
検品代行では、検品についてのマニュアルを熟知し、多くの検品を担当してきたスタッフが常に検品にあたります。また代行会社も起こりがちな検品ミスを把握していますし、これまで多くの商品を取り扱ってきた経験から、商品ごとの検品のポイントにも精通しています。そのため、検品ミスのリスクを限りなく低く抑えることが可能となるのです。
検品代行会社の選び方
検品代行のメリットを解説しましたが、検品代行会社はどのように選んだらよいのでしょうか。以下でくわしく解説します。
利用したいサービスがあるか
まずは、自社の課題を言語化し、何を代行してもらいたいのかを明確にしましょう。
たとえば「繁忙期と閑散期があるため、人件費を変動費にするために検品代行を利用したい」が最初の課題であっても、物流に関する他の課題も存在するかもしれません。検品代行を検討する理由が繁忙期と閑散期であるのなら、物流に関する業務そのものが負担となっている可能性もあります。
もし物流に関する業務全般が負担となっているのなら、まるごとアウトソーシングしてしまうのも一つの手です。代行会社の中には、物流をワンストップで代行しつつ高品質な検品を実現している企業もあります。
自社の課題を明確にして、それらすべてに対応してもらえる代行会社を選びましょう。
検品代行の実績が豊富か
代行会社のホームページを確認したり、直接問い合わせたりして、代行会社の検品代行実績を調べましょう。
実績が豊富でなおかつ自社と同じような商品の検品をしていた実績がある場合、そこで積んだノウハウを自社でも生かしてもらえることが期待できるため、ぜひ候補にいれておきたいところです。
コストが予算内に収まるか
検品代行では、1個あたり10円～数十円で代行してもらえる場合がほとんどです。
しかし、検品以外にも利用したいサービスがあるのであれば、その料金を含めたコストを算出する必要があります。
いくら高品質な検品をしてもらえるとはいえ、トータルコストが予算をオーバーしてしまうと事業継続に懸念をもたらしかねないため、コストについては慎重に考慮しましょう。
代行会社に依頼したい内容を正確に伝え、見積もりを提示してもらうことが大切です。
設備が自社商品に合っているか
検品や物流に関する業務を依頼する場合、商品を保管しておく場所が必要になります。代行会社の商品保管設備が、自社の商品を適切に保管できるのかを確認しましょう。
たとえば、低温での保管が必須な商品の検品を依頼する場合、代行会社に常時低温を維持できる環境がなければ商品の品質に影響を及ぼしてしまうため依頼はできません。
設備については、検討段階で一度代行会社の商品保管設備を見学に行けるとベストです。
検品代行なら日本トータルテレマーケティング株式会社へ
検品代行についてお悩みなら、ぜひ当社日本トータルテレマーケティング株式会社の「スゴロジ」をご利用ください。スゴロジとはどのようなサービスなのか、またスゴロジの検品代行の成功事例をご紹介します。
日本トータルテレマーケティング株式会社の「スゴロジ」とは？
日本トータルテレマーケティング株式会社のフルフィルメントサービス｢スゴロジ｣は、受注から出荷まで、物流に関する一連の業務をワンストップで代行いたします。
物流だけでなく、ECサイトやコールセンターに関する業務にも対応しているため、ご依頼者様の課題をあらゆる角度からのアプローチにより解決に導きます。
｢誤出荷や梱包ミスが続いており、現在の物流品質に限界を感じている…｣
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スゴロジは、人と機械の協働による高品質化と、デジタル化による効率化を実現し、このような課題も解決に導きます。
フルフィルメントサービスの利用をお考えなら、ぜひ日本トータルテレマーケティング株式会社の｢スゴロジ｣をご利用ください。ご依頼者様のニーズに合わせ、最適なプランをご提案いたします。まずはお気軽にご相談ください。
検品代行の成功事例
検品代行で、「スゴロジ」を実際に導入いただいた企業様の成功事例をご紹介します。
ご依頼者の化粧品メーカー様は、受注量の増加に対応しきれず大幅な発送遅延を起こすと同時に、発送量の増加に伴う業務負担から発送品質が低下している課題を抱えていました。
この2つの課題に対し、スゴロジのデジタルラインによって発送遅延を解消。そして、機械により品質を均一に保持することで発送品質を向上させました。
結果、導入後1年で出荷件数は約4.5倍にまで成長しました。また、スゴロジの導入で在庫量も2.5倍にまで増加し、安定した商品の供給が可能となったのです。
スゴロジは、人と機械の協働プロセスにより高効率・高品質な検品を実現します。
まとめ
この記事では、検品代行のサービス内容からメリット、代行会社の選び方などを解説しました。
検品代行を利用することで、人件費や設備費を削減しながら検品の質を高めることが可能になります。コストを浮かせつつ、顧客満足度を向上させ、事業継続や、さらなる成長に貢献するはずです。
検品代行についてお悩みなら、ぜひ日本トータルテレマーケティング株式会社のフルフィルメントサービスをご検討ください。人と機械の協働による高品質化と、デジタル化による効率化を実現し、ご依頼者様の課題解決のために尽力いたします。
