決裁者とのアポイントを獲得する方法7選!マッチングサービスの選び方も
仕事において、決裁者とのアポ・アポイント=アポイントメント(面会や会合をするときの約束)の獲得は重要です。
今回の記事では、決裁者とのアポイントを獲得する重要性や、獲得方法などについて解説します。
また、当日にすべきことも紹介するため参考にしましょう。
目次
決裁者とのアポイントの重要性
決裁者とのアポイントを取ることは、さまざまな場面で重要です。
ここでは、決裁者とアポイントを取ることによって得られる利点を紹介します。
仕事においてアポイントを取る際の心構えとして知っておきましょう。
成約をスムーズに進められる
決裁者とのやり取りにおいて、アポイントを事前に取ると成約をスムーズに進められるという利点があります。
これは、決裁権を持つ者と直接やり取りすることによって、社内確認の工数が少なくなるためです。
また、担当者にアプローチする回数も少なくて済むため、プレゼンや資料作成も削減できます。
担当者から上司へ、上司から決裁者へ工程を飛ばせることによって、短期間での成約が狙えるでしょう。
具体的な提案できる
決裁者に直接アポイントを取ることで、決裁の権限を持つ人に商談の具体的な内容を直接提案できます。
現場の担当者から課題のヒアリングをする場合、決裁者と現場で齟齬がある可能性を考慮しなくてはいけません。
決裁者との商談では、課題について正しく提案でき、担当者とアポイントを取る場合よりも成約率を上げることが期待できるでしょう。
営業効率があがる
決裁者に直接アポイントを取ることで、やり取りがスピーディーに進み、営業活動にかかる時間が減ります。
これによって、少数精鋭のチームで高い成果を上げやすくなるといえるでしょう。
成約率の向上や営業時間の削減は、担当者の意欲を向上させ、営業した分だけ成果が得られることで、自信にもつながります。
効率的な営業は、営業をする側とされる側の両方によい影響を及ぼします。
決裁者とのアポイントを獲得する7つの方法
決裁者とアポイントを取る方法はさまざまです。
ここからは、決裁者とのアポイントの獲得方法として代表的な方法を7つ紹介します。
それぞれの方法の特徴についても解説するため、営業の参考にしましょう。
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飛び込み営業をする
決裁者とアポイントを取る方法として手っ取り早いものの1つが、飛び込み営業です。
これは、決裁者がいる部署に対して直接営業をかけて決裁者と話す方法です。
担当者と直接顔を合わせて詳細なやり取りができることが長所だといえます。
反面、いきなり訪問することによって相手から警戒されたり、迷惑がられたりする可能性もあります。
成功したときのメリットは大きいものの、かならず成功するとはいえない方法です。
テレアポイントをする
テレアポイントとは、見込み客リストに掲載されている番号に電話をかけ、担当者とのアポイントにつなげる方法です。
飛び込み営業よりも短時間で、多くの営業先にアプローチできることが長所だといえます。
電話相手が決裁権を持たない場合でも、商談の際に決裁者の同席を促すことは可能です。
相手に自社の役職者が同席することをあらかじめ伝えると効果的でしょう。
デメリットとしては、忙しい時間だと相手に邪険な反応をされることもあり、それによって担当者のモチベーション低下の可能性が挙げられます。
決裁者とつながりやすい時間帯に電話する
電話でアポイントを取る場合でも、直接決裁者と話せることがあります。
電話で決裁者とやり取りがしたい場合は、つながりやすい時間帯に電話をするようにしましょう。
一般的に、午後よりも午前中の方がつながりやすいといえます。
特に、始業から1時間後あたりまでは、業務が落ち着いており電話に対応してもらいやすいため、決裁者に電話をしたい場合はこの時間帯を狙いましょう。
決裁者が多忙な時間帯に連絡すると、忙しいために十分な対応をしてもらえず、印象も悪くなります。
メールや手紙で連絡する
メールや手紙など、文章を用いて相手にアプローチをかける方法もあります。
メリットとしては、口頭で説明するよりも要点が相手に伝わりやすく、相手に都合のよい時間に確認してもらえることが挙げられます。
また、顧客リストに一斉送信すれば、一度に多数の見込み顧客と接点を持てることもメリットだといえるでしょう。
一方で、営業メールの開封率は低く、対応してもらえない可能性もあります。
相手から返信が来るまで営業を進められないこともデメリットです。
問い合わせフォームから連絡する
一般的なメール営業の場合、営業メールがほかのメールに埋もれてしまう可能性があります。
そのような事態を防ぐためにおすすめの方法が、企業の問い合わせフォームから連絡することです。
特に中小企業では、問い合わせフォームに届くメールを決裁者が確認しているケースが多く、営業メールが届きやすくなります。
また、問い合わせフォームから営業をすると、一般的なメールと比べて開封率が高く、対応してもらえない可能性が低くなるというメリットもあります。
営業代行の会社に依頼する
営業に時間を割きたくない、なかなか営業が成功しないなどの悩みを抱えている場合は、営業代行を利用することも手です。
営業について高いノウハウを持った会社に依頼すれば、戦力となる人材をすぐに確保できます。
また、自社の営業スタッフを教育する時間や手間も削減できるため、ほかの業務に力を入れやすくなるでしょう。
テレアポイントや訪問など、得意な営業分野は業者によって異なるため、正式に依頼する前にどのような営業が得意なのか確認することをおすすめします。
決裁者マッチングサービスに登録する
決裁者マッチングサービスとは、商品やサービスの内容に合う決裁者を特定して、アポイントを取ってもらえるサービスのことです。
サービスが持つ人脈や調査力を活かし、会社が独力で営業をかける場合よりも短時間で決裁者を見つけ出してもらえます。
決裁者マッチングサービスを利用すれば、サービスや商品などの概要を事前に伝えたうえで商談に入ることも可能です。
確実な営業をしたい会社は、利用してみるとよいでしょう。
決裁者マッチングサービスの選び方
決裁者マッチングサービスは、サービスによってさまざまな特徴があります。
ここからは、会社に合ったマッチングサービスを選びたいときに基準となることを3つ紹介します。
サービスを使い始めるときの参考にしましょう。
サービスの規模
決裁者マッチングサービスを利用する際に確認したいことの1つが、サービスの規模です。
サービスの規模によって、取り扱う企業が異なります。
自社に合いそうな企業の決裁者が多く登録するサービスを探しましょう。
また、規模の大きなマッチングサービスは、多くの決裁者を効率的に管理しています。
そのため、どのサービスを利用するべきか迷う場合は、規模の大きいサービスを利用するとよいでしょう。
使いやすさ
マッチングサービスは、それぞれのWebサイトや使いやすさもさまざまです。
使い勝手が悪いと、利用に時間や手間を取られるため、営業の効率化に役立たないことがあります。
そのため、正式に使い始める前にトライアルがあれば活用し、使いやすいかどうかを確認しましょう。
決裁者マッチングサービスを利用することによって、自社のサービスや商品とのシナジー効果が得られるかどうかも、選ぶ際に重要です。
費用対効果
費用対効果の悪いサービスを利用すると、営業が成功しても会社の得られる利益が減ってしまいます。
そのため、マッチングサービスを選ぶときは費用対効果も意識しましょう。
利用の際にかかる金額だけを見るのではなく、金額に対してどのような内容のサービスを提供しているかを確認することが重要です。
営業が成功したときに報酬を支払う成果報酬型のサービスであれば、失敗したときに費用を払わなくてよく、費用を削減しやすくなるでしょう。
アポイント当日にすべきこと
決裁者とアポイントを取ったら、それだけで満足せず、どのような営業をするかを考える必要があります。
ここからは、アポイントを取ったら面会当日までにやっておくべきことを紹介します。
営業を成功させるための参考にしましょう。
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下調べを徹底する
会社とアポイントが取れたら、その会社に対する下調べを徹底しておこないます。
会社に関する知識を十分に持っている状態で商談をおこなえば、課題を引き出しやすくなり、それに適したサービスや商品を提案しやすくなるでしょう。
また、相手について事前に調べたことが伝われば、決裁者からの信頼を得やすくなり、営業の成功率が上がります。
相手に誠意を示すためにも、下調べは入念におこないましょう。
伝えたい内容をまとめておく
面談に応じる決裁者は、普段の仕事の合間に対応しています。
そのため、営業を成功させるには、できるだけ決裁者に負担をかけないように準備することが重要です。
その場で伝えることを考えると言い忘れや言い直しが増え、意思が伝わりにくくなります。
そのため、伝えたいことを箇条書きにした資料を作り、先方に渡すとよいでしょう。
相手の負担を減らすと、こちらの印象がよくなり営業が成功しやすくなります。
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