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健康管理の重要性は?怠ったときのリスクや具体的な取り組みを紹介

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企業において従業員の健康管理はもっとも重要なもののひとつです。
心と身体に直結する健康管理の重要性、企業側ができる取り組みなどを解説します。


健康管理の重要性

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健康管理はなぜ重要なのでしょうか?その理由について、具体的に解説します。

健康管理とは

健康管理は、個人だけではなく企業側においても重要な課題となっています。健康という言葉は心と身体の両方が健全であることを指し、企業の安全配慮義務にも含まれているように、健康管理が大切であることを示しています。

企業運営の主軸である従業員の健康管理を企業側がしっかりと把握し、管理することで会社全体によい影響を与えることでしょう。

健康管理が重要な理由

健康管理が必要な理由はいくつか存在します。まず挙げられるのは、生産性の向上です。従業員の健康管理を維持することで、一定の生産性を得ることができます。それにより、職場全体に活気があふれ、従業員のモチベーションをさらに向上させることができます。その結果、企業の生産性と業務効率化を上げることにつながります。また、企業には安全配慮義務があります。安全配慮義務において「身体等の安全」は従業員の健康管理に深く関わっています。従業員の健康管理は企業運営に直接的に影響するということです。

健康管理を怠るリスクとは

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従業員の健康を継続して管理できない場合、企業にも多くのリスクが生じます。具体的にどのようなリスクが考えられるか解説します。

生活習慣病になりやすくなる

健康管理を怠ると、生活習慣病にかかりやすくなります。
生活習慣病とは、食生活や運動習慣、休養、睡眠時間や喫煙、飲酒などの生活習慣がきっかけで起こる病気のことです。日本人の死因の上位を占めるがん、心臓病、脳卒中は生活習慣病のひとつに含まれます。従業員の健康を守り、健康への関心が薄れる職場環境を防ぐために、企業が生活習慣病対策としてどのような取り組みを行うかが重要です。

離職率や休職率が高まる

健康管理する機会が減ると、離職率や休職率が高まります。健康管理を怠ることは、心身の健康が損なわれる可能性を高めます。現状、心身の健康に問題がある人や、健康管理に問題がある人の離職率は高くなっています。このような問題は、離職率や休職率、また欠勤率の改善のために健康投資を積極的にすることが大切であると考えられます。採用活動には費用や手間がかかり、他の従業員への負担増など企業全体への影響も大きい点を忘れてはいけません。

健康管理をするメリット

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健康管理をすることで企業には様々なメリットがあります。
どのようなメリットがあるのか解説していきます。

従業員の生産性が上がる

健康管理を継続すれば、従業員一人ひとりのパフォーマンスが向上し、生産性があがるというメリットがあります。心身の健康維持は、職場の雰囲気をよくしたり、従業員の力を最大限に発揮させたりすることができるため、結果的に企業への貢献度につながります。従業員が活気的に働くことで生まれる製品やサービスは、顧客や消費者の満足度上昇にも寄与し、企業の地位が確立され、さらなる業績の向上を目指すことができます。

企業のイメージがよくなる

近年、健康管理が推進されている中で企業のイメージアップも期待されています。健康管理をすることによる従業員の活力や生産性の向上は、企業という1つの組織を活性化させるということにもなります。また、従業員を大切にしており、そして結果を残している企業は、「時代の流れを読める将来性が期待できる企業」だと、取引先や株式保持者へのアピールにもなります。


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健康管理をするときのポイント

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ここからは、健康管理をする上でのポイントについて、深掘りしていきます。ポイントをしっかりと知り、生かしていくことでより効果を期待できます。

定期的な運動を取り入れる

1つ目のポイントは、定期的に程よい運動をすることです。
運動不足は、生活習慣病の発症リスクを高めるといわれています。散歩やジョギングなど定期的に身体を動かす習慣作りが大切です。「歩行またはそれと同等以上の身体活動」を毎日60分以上することが推奨されてはいますが、何よりも身体を動かす習慣をつけること、毎日少しずつでも運動に取り組むことが大切だとされています。

栄養バランスのよい食事を摂る

次に、栄養バランスのとれた食事を心がけることが重要です。食事は1日3食、主食・主菜・副菜をバランスよく組み合わせたものを摂取するのが理想です。間食を控え、特に食塩とアルコールの摂取量は、健康に及ぼす影響が大きいといわれているため、過度な摂取を防ぐよう意識してメニューを考えてみましょう。

睡眠の質を向上させる

睡眠の質を向上させるためには、規則正しい睡眠サイクルを身につけることが重要です。年代によって必要な睡眠時間は異なりますが、18歳から64歳の成人は1日あたり7時間から9時間の睡眠時間が必要とされています。また、一定の睡眠時間を確保するだけでなく、睡眠の質を高めるための工夫も必要です。生活習慣のサイクルを維持させ、睡眠の質を向上させるには、就寝する2〜3時間前には寝具を整えてお風呂に入っておくことや、寝る前は携帯を見ないなどの工夫が必要です。

労働環境を改善する

労働環境の改善は非常に重要です。従業員一人ひとりの状況に配慮し、心身の負担を軽減する施策を考え、継続的に実施する工夫が求められます。企業は、時短勤務や在宅勤務、フレックスタイム制度の導入、定時退社の推進などに組織全体で取り組むべきです。

定期検診を受ける

健康診断は労働安全衛生法で定められた義務であり、労働者全員が受けなければなりません。「常時使用する労働者」に対しては雇用した際に「雇入時の健康診断」と、年に1回の「定期健康診断」を実施します。また、定期検診以外で不調を感じた際には、早めに医療機関を受診するようにしましょう。

専門家からのアドバイスを受ける

医師や栄養士など専門家からのアドバイスを取り入れることも重要です。ストレスチェックは多くの企業が取り入れ活用しています。ストレスチェックとは、自分のストレスがどのような状態にあるのかを調べられる検査です。まず自分自身のストレス状態に気づき、セルフケアをすることがメンタルヘルス不調を予防する上で必要だとされています。1次予防としてストレスチェックをすることで心身両面の健康維持につながります。

企業における健康管理の具体的な取り組み

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最後に、企業ができる健康管理の取り組みはどのようなものがあるでしょうか。具体的に紹介していきます。

職場で運動する機会を取り入れる

普段の生活において運動不足に悩む従業員は少なくありません。企業という1つの組織として従業員が溌剌と身体を動かせる機会を提供することも、健康管理をする上で有効です。企業内でのサークル活動や朝のラジオ体操などの機会を提供することは、運動不足解消だけでなくコミュニケーションの場にもなり、心身の健康維持へつながります。

勉強会やセミナーを実施する

健康経営の推進には、従業員の健康への関心度や知識の向上が必要です。例えば、社内で外部講師を招いての啓蒙セミナー開催をしたり、健康意識を高める勉強会を定期的にしたりするなどです。実際に体を動かすことで健康管理をすることも大切ですが、知識の面からも健康のための活動を行い従業員の意識を高めることができます。

従業員から健康状態をヒアリングをする

企業内で従業員の健康状態について、また職場の現状やその他要望などを定期的に知る機会を作り、ヒアリングをする企業も存在します。日常的に相談窓口を設置して従業員の悩みを聞くことで、特にストレス状態を把握できます。心身の健康管理のために何ができるかを企業として考えることができます。

健康診断の結果を管理する

定期的にする健康診断の結果を個人任せにするのではなく、企業側が把握しておくことも重要です。結果をシステムで管理することにより、必要な人には再検査を促し経過観察をするなど行える工夫はたくさんあります。

健康管理の相談は当社にお任せください

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これまで、健康管理について深掘りを行ってきました。従業員の目線に立ち、企業の将来性、社会的価値の向上のためにも何ができるのか、どのような工夫が必要なのか考えることができたと思います。近年、健康診断の結果から生活習慣病を予測できるAIも生まれました。従業員の健康管理を効率的に行い企業価値を高めるため、AIの使い方も企業の未来を形成していくと考えられます。当社では多くのサービスを併用することで効率的に利益を生み出し、サイクルを実現しています。健康管理をより効果的にするためにも、ぜひ当社にお任せください。


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